「幸せ」のための3つの条件

THREE

私たちは施設を利用する子どもたちが
将来に渡って「幸せ」になって欲しいという
想いを常々持っています。

そのための自立支援としての療育プログラムを
日々、試行錯誤して考えながら実践しています。

ところで、子供たちにとっての
「幸せ」って何なのでしょうか?

学校で、そこそこのレベルで卒業できたら幸せ?
社会で、そこそこの企業に就職できたら幸せ?
病気もせず、そこそこ健康でいれたら幸せ?

果たして、そこそこの生活が送れるようになったら、
それが子どもたちにとっての幸せになるのでしょうか?

世の中を見渡してみると、学歴も経済力もあり
一見は幸せそうな人生を送っているように見えながらも
”将来考えると不安だし。幸せになりたい!”と願う人達が多いのも事実。

では、「幸せ」って、どこにあるんでしょう。
どうしたら「幸せ」だって思えるのでしょう。

そこで、私の愛読書の一つである
アドラー心理学の火付け役ともなった「嫌われる勇気」に
「幸せ」とは何か?のヒントがありましたのでご紹介します。

幸せのための、3つの条件

1.他者信頼 【人を信頼できる!!】
2.他者貢献 【自分は社会や世の中に貢献できる・役立てる!!】
3.自己受容 【自分が好き!】

【1.人を信頼できる!!】
”どうせ皆、私のことは分かってくれない!”
周りは信用出来ない。話相手にもにならないと思っている。
だから、プライベートでもぶつかることは多い・・
これは、本当の幸せでしょうか??

【2.自分は社会や世の中に貢献できる・役立てる!!】
とあるお父さんの話。
家事も育児もできる奥さんにも恵まれています。
『あなたはやらなくていいの。家事も育児も私がやるから、
あなたは一人ゆっくりしていて!』
良い奥さんかもしれませんが、役に立とうと考えて
やろうとしたことを奪ってしまっていたとしたら・・・
”自分、この家族で何の役に立っているんだろう” という
孤独な気持ちかもしれません。

【3.自分が好き】
家庭でも学校で評価をされていても、
当の本人が、”自分はこれじゃダメだ。生きる価値が無い。”と
自己否定してしまうと・・ それは幸せとはいえないですよね。

1.他者信頼 【人を信頼できる!!】
2.他者貢献 【自分は社会や世の中に貢献できる・役立てる!!】
3.自己受容 【自分が好き!】

これら3つが整うことで、人は「幸せ」である
と感じることができます。

さて、これらを踏まえた上で
私たちの療育は、”「幸せ」なサービスであること” を
前提として日々活動を行っています。

施設が子どもたちにとっての居場所であるように
トランポリンや楽器、歌、リトミックなど、
運動や音楽といった療育を通じての『他者信頼』

ほんの小さなことでも、何かに挑戦して
出来るようになったらスタッフも嬉しいです。
「嬉しいな。◯◯してくれて、ありがとう!」
という貢献に対しての承認の言葉がけを大切にした『他者貢献』

その2つがあってこそ、『自己受容』が整います。

実際に施設見学に来られた方は
「ありがとう」というスタッフたちの言葉がけの多さに
驚くかもしれません。

このこのリーフ亀戸で行っている
習字、工作や音楽といった療育活動の裏側には
そうした想いが詰まっているんですよ、というお話でした。

このこのリーフ亀戸 代表 山口

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このこのリーフ亀戸は、12月1日にオープンを迎えた
東京都指定の放課後等デイサービスの事業所です。

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