ドキドキが成長の糧に!SSTで見つけた話す力・聞く力

運営責任者の山口です。いつも私たちの活動を見守っていただき、誠にありがとうございます。

日々の教室での子供たちの様子を見ていると、その無限の可能性に驚かされることばかりです。子供たち一人ひとりが持つ個性や、日々の小さな成長を発見するたびに、この仕事の喜びを改めて感じています。そして、そんな子供たちの成長を温かく、そして的確にサポートしてくれるスタッフたちの存在は、私たちの誇りです。

今回は、このこのリーフ亀戸第二教室で行われた、素晴らしいSST(ソーシャルスキルトレーニング)の活動についてご紹介させてください。スタッフの着眼点と工夫が光る、子供たちの「話す力」「聞く力」を育む素敵な取り組みでした。

きっかけは一枚のカード!「カードでお題トーク」

亀戸第二教室で行われたのは、「カードでお題トーク」というSST活動です。ルールは至ってシンプル。箱の中からお題が書かれたカードを引き、その質問にみんなの前で答える、というもの。

「好きな遊びは何ですか?」 「最近あった嬉しいことは?」 「もしも魔法が使えたら、何をしてみたい?」

お題は、子供たちが答えやすく、かつ想像力を掻き立てられるような、絶妙なラインナップ。このお題選び一つをとっても、スタッフが子供たちの興味関心や発達段階を深く理解し、楽しみながら学べるようにと考え抜いたことが伝わってきます。

活動報告によると、子供たちは少し緊張しながらも、一生懸命自分の言葉で答えを探していました。「公園で鬼ごっこ!」「プリンを買ってもらった!」「鳥になって空を飛びたい!」… そんな素直な言葉が飛び交う空間は、きっと温かい空気に満ちていたことでしょう。

スタッフの慧眼:遊びの中に学びを散りばめる

私が特に素晴らしいと感じたのは、この活動が持つ多面的な療育効果を、スタッフがしっかりと理解し、デザインしている点です。

1. 「質問の意図を理解する力」の育成: カードに書かれた質問を正しく理解し、的確に答える練習になります。これは、コミュニケーションの第一歩であり、相手の話を正確に捉えるために不可欠なスキルです。スタッフは、子供たちが質問の意味を掴みやすいような言葉を選び、必要であればヒントを出すなど、丁寧なサポートを心掛けていることでしょう。

2. 「人前で話す力(自己表現力)」の育成: 自分の考えや気持ちを整理し、みんなの前で発表する経験は、自信を育みます。最初は恥ずかしがったり、言葉に詰まったりする子もいるかもしれません。しかし、スタッフが作り出す安心できる雰囲気の中で、「話してみよう」という気持ちを後押しし、小さな成功体験を積み重ねられるよう工夫している点が素晴らしいです。

3. 「聞く力(傾聴力)」の育成: SSTは「話す」ことだけに焦点が当たりがちですが、この活動では「聞く」ことの重要性も自然と学べます。お友達の発表を静かに聞き、「うんうん」と頷いたり、「分かる!」と共感したりする。こうした経験を通して、相手の話に関心を持ち、内容を理解しようとする姿勢が育まれます。スタッフは、発表者だけでなく、聞いている子供たちの態度にも目を配り、適切な声かけをしているはずです。

一見シンプルなゲームに見えますが、その裏には、子供たちの社会的スキルを多角的に育もうとする、スタッフの深い洞察と緻密な計画性が隠されています。まさに、私たちの行動指針である「貢献できる人間へと自らを向上させること」を体現するような取り組みだと感じました。

コミュニケーションは「知る」ことから始まる

この活動のもう一つの素敵な点は、「相互理解」を深めるきっかけになることです。普段の会話ではなかなか知ることのできない、お友達の好きなこと、考えていること、意外な一面に触れることができます。「へぇ~!そうなんだ!」という発見は、子供たちの世界を広げ、他者への興味関心を深めます。

お互いを知ることで、親近感が湧き、会話が生まれやすくなります。これは、コミュニケーションの輪を広げていく上で、非常に大切なプロセスです。スタッフは、単にスキルを訓練するだけでなく、子供たちが自然な形で関係性を築いていけるような「場作り」を意識しているのでしょう。その温かい眼差しと、『言葉遣い』を意識して、明るく丁寧に対応しましょうという行動の大原則に基づいた関わりが、子供たちの安心感につながっているのだと思います。

子供たちの可能性を信じて

今回の「カードでお題トーク」を通して、子供たちはきっと、自分の考えを言葉にする楽しさや、お友達の話を聞く面白さを感じてくれたことでしょう。ドキドキする気持ちを乗り越えて発表できた経験は、大きな自信になったはずです。

私たちは、「可能性を探求しつづけよう」という理念のもと、子供たち一人ひとりが持つ力を信じ、それを引き出すための支援を続けています。今回の亀戸第二教室の活動は、まさにその理念を形にした素晴らしい実践例でした。スタッフの創意工夫と、子供たちの前向きなエネルギーが融合し、確かな成長の足跡が刻まれた瞬間だったと思います。

これからも、各教室のスタッフと連携し、子供たちが「楽しい!」と感じながら、未来を生きるために必要な力を自然と身につけていけるような、質の高い療育を提供してまいります。そして、そのプロセスで見られる子供たちの輝く笑顔や成長の喜びを、保護者の皆様、そして地域社会と分かち合っていきたいと考えています。

今後とも、私たちの活動にご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

#放課後等デイサービス
#SST
#コミュニケーション能力

教室見学にいらっしゃいませんか?

このこのリーフでは、利用児童さんの募集を行っております。
教室見学ご希望の方、ご質問のある方はお気軽に下記までご連絡ください。

https://mam-s.info/wp-content/uploads/2022/05/パンくん透明80-e1652976072453.png

パンくん

ぼくの名前は、パン!みんなから「パンくん」って呼ばれているよ。
興味がある人は、教室の見学においでー♪

お問合せ

江東区・市川市・印西市の放課後等デイサービス

すべての教室で、教室内に防犯カメラを設置。子どもたちの安全を守ります。

このこのリーフ亀戸第一教室

住  所 江東区亀戸七丁目3-7 伊藤ビル1階
電話番号 03-6802-9188
受付時間 11:30 – 19:00 [ 日・祝日除く]
※城東特別支援学校のすぐ近所です

空き状況

このこのリーフ亀戸第二教室

住  所 江東区亀戸四丁目11-9 AHAVAビル2階
電話番号 03-5875-4297
受付時間 11:30 – 19:00 [ 日・祝日除く]
※オートロック&セコム対応型のビルのため、セキュリティ面でも安心です

空き状況

このこのリーフ本八幡

住  所 千葉県市川市平田2-5-4-ジェイワイジャパンビル3階
電話番号 047-704-9346
受付時間 11:30 – 19:00 [ 日・祝日除く]
※国道14号線の通り沿い。敷地内に送迎用駐車場もあるため車の乗り降りも安心です

空き状況

このこのリーフ千葉ニュータウン

住  所 千葉県印西市木刈6-1-1
電話番号 0476-37-3196
受付時間 11:30 – 19:00 [ 日・祝日除く]
※2023年8月オープンの新しい教室です。現在、個別見学会を開催中!

空き状況